ハヤテのごとく!21巻 感想 世界で一番お気に入りの帽子なのだ
2018.11.14 Wednesday
JUGEMテーマ:ハヤテのごとく
「ハヤテのごとく!全52巻」の感想を更新していきます。
【アテネ(ギリシャ)「うう・・・・・・はっ・・・はぁ・・・また、あの夢・・・あの城の・・・早く、道を・・・城への道を開かなくては。やはり・・・その為には・・・石を・・・」】
【美琴(ラスベガス)「それは道標よ。私には無理だったけど、ワタル君なら、その道の先に在るものを手に入れる事が出来るかも知れないわ。だから、失くしたり奪われたりしないように・・・大切に持ってて・・・ただ、その石は、三人だけの秘密の石・・・絆の石・・・だから、持っている事、絶対に誰にも知られちゃ駄目よ。特に、三千院家の人たちには・・・いつか、私が日本に帰ったら、返して頂戴。」】
21巻以降は、王玉がキーアイテムとなります。
【ヒナギク(回想)「ハヤテ君は、か弱い女の子にしか興味ないんだから・・・私の水着なんて興味ないわよ。」】
【愛歌「知らず知らずのうちに・・・女は傷付く生き物なのよ。」】
ラブ師匠、ミコノスに到着。
【愛歌「そう言えば、綾崎君にも・・・渡すよう、頼まれていた物が有るの。手紙。三千院の帝お爺様から。」】
綾崎君「にも」。
【マリア(代読)「遺産相続の条件は、三千院ナギの執事、綾崎ハヤテを倒し、彼の持つ『王玉』という石を奪うか破壊する事。その石は、三千院家の遺産を継ぐ為に必要な物なので、無くせば、ゲームオーバーです。どうぞよろしく。」】
【ギルバート「クックックッ!!その石を破壊すれば・・・遺産は、私のものとなるーーーー!!この私ーーー!!ギルバートのものにーー!!」】
この後、滅茶苦茶殴られた。
【ギルバート「ハンデを・・・!!ハンデを下さい!!こんな腕力勝負では、私が勝てないのは必然!!(中略)此処は・・・!!ビーチバレーで勝負というのは、どうでしょう!!」】
ギルバートとビーチバレーと言えば「ライフセーバーズ」ですが、宗谷とギルバートが「ドリキャス」を懸けて戦ったのは夏の話です。
【ギルバート「それでは、この中で最も、か弱そうな・・・その赤毛の女の子と組むがいいーー!!!(中略)ん?WHY?なんデスか?この空気は?もしかして、この女は・・・か弱くないのですか?」】
【ハヤテ「何を言ってるんですか、ギルバートさん・・・ヒナギクさんは・・・・・・・・・とっても、か弱い女の子に決まってるじゃないですか!!」】
【ヒナギク「え・・・?ハヤテ君・・・?」】
全然関係無いんだけど、「赤毛」って言う認識なんだ・・・。
【ヒナギク「いた〜い〜〜(棒読み)いた〜い。あんなの、とれな〜い・・・(棒読み)私・・・か弱い女の子だから・・・(棒読み)」】
ヒナちゃん、か弱〜い(棒読み)。
【ギルバート「一目見た瞬間から、その女が、ひ弱な事は見破っていた!!なんせ、その女、驚くべきナイチチだからな!!その、全く栄養のいってないチチを見れば・・・貧弱なのは必然!!!」】
この後、ギルバートの姿を見た者は居なかった・・・。
【ハヤテ「ヒナギクさんは・・・もっと、羞恥心を持つべきです!!」】
【ヒナギク「は?」】
【ハヤテ「いくら、下に水着を着ていたとは言えですね、女の子が、あんな風にパッと脱ぐみたいに大勢の人前で服を脱ぐのは、やはり、良くないと思うんですよ。」】
この後、一発殴られた。
【ハヤテ「まぁ、確かに、余計なお世話なのかも知れませんけど、ヒナギクさん、自覚無いから心配なんですよ。」】
【ヒナギク「自覚が無いって・・・何の自覚よ。」】
【ハヤテ「ですから、その・・・自分が・・・可愛い女の子だっていう自覚が・・・(中略)ヒナギクさんは、とっても可愛くて魅力的な女の子なんですよ。なのに、そんなに無防備なのは、やっぱ、周りの男の子に良くないっていうか・・・――って、聞いてます?」】
効いてます。
【愛歌「綾崎君。ギリシャにはね、女の子を喜ばせる、鉄板のデートコースが在るのを御存知?ギリシャのアテネ市には、丘の上から市街を一望できる『サンライズ』という超高級地中海料理屋さんが在るの。此処は眺めは最高、料理も最高という、まさに女の子を喜ばせる為に在るような理想のレストラン・・・そこのディナーに招待すれば・・・!!大抵の女の子は、喜ぶ仕組みになっているわ!!」】
【ハヤテ「先日入った、喫茶店のバイト代・・・あれを全て使って・・・ヒナギクさんへの・・・感謝の気持ちを表したいと思います。」】
ギルバート戦の御礼として、ヒナギクをエスコートすことに・・・自腹で。
良く考えたら、ナギが払うのが筋のような気がします。
【ヒナギク「・・・・・・・・・ちゃんと・・・美味しいものを食べさせてよね!!」】
【ハヤテ「へ?」】
【ヒナギク「ちゃんと、エスコートしてよね!!」】
【ハヤテ「ヒナギクさん・・・」】
【ヒナギク「・・・・・・た・・・楽しみにしてるんだから!!」】
まぁ、良いツンデレが見れたから・・・いいや。
【シスター「あなたの持つ『王玉』を・・・私にくれない?」】
【ハヤテ「な・・・!!何言ってるんですか!!遺産相続の権利も無いシスターが、この石を壊しても、意味は無いでしょ!?」】
【シスター「遺産相続に、その石が要るっていうのであれば、買いたい人は居るんじゃない?それも、相当な額で・・・それに、その石が有れば・・・『王族の力』が手に入ると聞きます。(中略)私の友人が言っていました。三千院家には、古くから伝わる秘宝が在ると・・・(中略)噂によれば、あなたの先代の執事、姫神君は・・・それを奪おうとしてクビになったそうですよ。でも・・・そこから考えるに・・・そのお宝は、遺産相続の権利が無くても、手に入れる事が可能だと言う事・・・だから・・・」】
要約、石よこせ。
【ハヤテ「(マズい!!マズい!!これは絶対にマズい!!!!このままでは、お嬢様は三千院の遺産を失ってしまう!!僕のせいで!!僕のせいで!!取り返さなきゃ!!24時間以内に!!どんな事が有っても必ず!!!けど、どうやって?ミコノスが狭い島だと言ったって、24時間以内に隅々まで捜すのは絶対に不可能!!それに、大体・・・石を・・・石を破壊されたら・・・!!どうしよう!?どうしよう!?)石が壊される!!シスターを見付けないと!!」】
【西沢「あの・・・ハヤテ君?ハヤ・・・」】
【ハヤテ「僕のせいで・・・!!どうしよう!!お嬢様が・・・お嬢様が・・・!!」】
ハヤテ、一瞬の隙を突かれてシスターに石を奪われる。
24時間経過すると、所有権が移ってしまいます。
【西沢「・・・・・・・・・む〜」】
可愛い。
【西沢「落ち着け、ハヤテ!!まずは、落ち着いて因数分解をするんだ!!」】
【ハヤテ「西沢・・・・・・さん。」】
【西沢「大丈夫だよハヤテ君!私が付いてる!!何とかなるって!!それで?何があったのかな?」】
この子、良い嫁になるわ。
【シスター「これさえ有れば、私も、遂に大金持ち・・・そうすれば、ワタル君に・・・TS○TAYAをプレゼントしてあげる事も可能・・・!!そうすれば、あの子だって・・・私の事を好きになってくれるはず・・・!!」】
【ハヤテ「そうは、いきませんよ!!」】
ショタコンシスター、実家の場所を西沢さんに教える痛恨のミスを犯していた!
【西沢「お金で振り向くような人じゃ無いから・・・好きになったんじゃないかな?」】
【シスター「!」】
【西沢「片思いは淋しいから、どんな手を使ってでも、その人を振り向かせたいって思うシスターの気持ちも解るけど・・・その人の事を好きになって良かったと・・・誇らしく思える生き方の方が・・・いいんじゃないかな?」】
【シスター「こんな石・・・こんな石―――!!」】
【ハヤテ「シスターーーーーー!!」】
【シスター「返してあげるわよ。バーカ!!」】
西沢さん株、鰻登りである。
【ナギ「実家に帰って来て・・・テンション上がる奴が居るかーー!!!」】
【ハヤテ「だったら・・・だったら、僕を、案内して頂けませんか?」】
観光地の地元民あるある。
【マリア「はい。では、お弁当と温かいミルクティーですよ。」】
【ナギ「うむ。ありがとうなのだ、マリア!!」】
【マリア「けど、ナギ、あなた・・・その帽子で行くんですか?」】
【ナギ「ああ。これは・・・世界で一番お気に入りの帽子なのだ。行って来ます!!」】
【マリア「?」】
画像を載せない主義なんですけど・・・この時のナギがねぇ・・・可愛いんですよ。
【ペン太(ペリカン)「クケーー!!」】
【ナギ「おお!!ペン太では無いか!!よう、ペン太。私の事、覚えているか?」】
【紫子(回想)「今日から、あなたは・・・ペンギンのペン太!!!」】
【ペン太(ペリカン)「クカーーー!!」】
【ナギ「ああ!!私の帽子!!こらーー私の大事な帽子、返すのだ!!追うぞ、ハヤテ!!」】
【ハヤテ「は・・・!!はい!!」】
母の仇を娘で討つ。